こんにちは。民泊運営スタッフの木村です。
例年、6月はゴールデンウィークが終わり、夏休み前ということもあり、民泊業界では比較的予約が落ち着く時期です。
しかし今年は、「6月だけではなく7月に入っても予約が伸びない」「直前まで空室が埋まらない」と感じているオーナー様も多いのではないでしょうか。
実際に私たちが運営している大阪市内の民泊でも、以前と比べて予約の入り方が大きく変化していると感じています。
では、その原因は何なのでしょうか?
① 民泊施設が増え、競争が激しくなった
大阪では新規の民泊が今も増え続けています。
インバウンド需要の回復により市場全体は活気がありますが、その一方で宿泊施設の数も増加しています。
旅行者数が増えても、それ以上に競合施設が増えれば、一つひとつの施設に入る予約は少なくなります。
以前なら満室になっていた日でも、現在は多くの施設が同じゲストを取り合う状況になっています。
② 万博需要が落ち着き、市場が通常に戻った
大阪・関西万博の開催により、大阪の宿泊需要は一時的に大きく伸びました。
しかし、その特需が落ち着いたことで、市場は通常の状態へ戻りつつあります。
昨年と同じ感覚で売上を予想すると、「今年は予約が少ない」と感じやすいかもしれません。
③ 旅行者の予約が直前化している
最近は数か月前から予約する旅行者よりも、数日前や1週間以内に予約する人が増えています。
航空券や宿泊料金を比較しながら、最後まで安いプランを探す旅行者が増えているためです。
そのため、以前よりも空室期間が長く感じられるケースが多くなっています。
④ 価格競争が激しくなっている
競争が激しくなると、宿泊料金を下げて予約を獲得しようとする施設も増えます。
もちろん価格は重要ですが、値下げだけでは利益が減るだけでなく、サービスの質を維持することも難しくなります。
写真の見せ方、レビュー評価、清掃品質、問い合わせへの返信速度など、価格以外で選ばれる理由を作ることが以前にも増して重要になっています。
今後の民泊運営で大切なこと
市場が厳しい時期ほど、基本的な運営力の差が結果に表れます。
私たちが特に大切にしていることは、
- 清掃品質を維持する
- ゲストへの返信をできるだけ早く行う
- リスティング写真を定期的に更新する
- 需要に応じて宿泊料金を調整する
- 高評価レビューを積み重ねる
こうした当たり前のことを丁寧に積み重ねることが、安定した予約につながると考えています。
まとめ
6月以降も大阪の民泊市場は決して簡単な状況ではありません。
しかし、大阪への旅行需要そのものがなくなったわけではなく、競争環境が大きく変化していることが最大の理由です。
市場の変化に合わせて価格設定や運営方法を見直し、ゲストに選ばれる宿づくりを続けることが、これからの民泊運営ではますます重要になっていくでしょう。
私たちも日々市場の動向を分析しながら、オーナー様の大切な物件の収益を最大化できるよう努めてまいります。